日野町

刀剣たたらスポット

JR上菅駅かみすげえき近くの大原おおばら地区に、「花ノ御前（花御前）」と呼ばれる祠がある。
花ノ御前とは、大原安綱おおばらやすつな（伯耆安綱ほうきやすつな）の妻で、心の優しい美人であったといわれており、彼女の死後、村人が小さな祠を建てて祀ったという伝説が伝えられている。

日野町根雨ねうの大鉄山師・近藤家が明治時代に経営していた「たたら製鉄」の跡。
たたら研究の第一人者・俵国一たわらくにいちによる、操業時（1898（明治31）年）の詳細な記録が残っており、学術的にも貴重なたたら跡である。
スマホ・タブレット用ARアプリも。

「たたらの」

近藤家住宅＝たたら隆盛期の面影を今に残す、大鉄山師・近藤家の住宅。
2018（平成30）年9月、主屋（1864（元治元）年建築）ほか9棟が鳥取家保護文化財に指定された。
たたらの楽校根雨楽舎＝明治初年建築。かつては「出店近藤」と呼ばれ、現在ではたたら製鉄や近藤家に関するパネル展示などを行っている。

※春から秋の土日開校

秋から春先にかけて日野川に飛来する、鳥取県と日野町の鳥でもあるオシドリ。
根雨のオシドリ観察小屋（11月～3月中旬までの間オープン）からは、ピーク時約1000羽の美しいオシドリの姿が間近に観察できる。

全国で唯一の縁起の良い名前の神社。
「金持」の名は、「良質の砂鉄が多く採れること」が由来ともいわれ、たたら製鉄とのゆかりも深い。
現在では、その名前にあやかり、金運・開運を求め多くの参拝者で賑わっている。

各スポットまではマイカーおよび各種交通機関、タクシー・レンタカー等をご利用ください。