4/18-4/24 地域のニュースウイークリー
鮮やかな楓の新緑をバックに強烈な色合いのミツバツツジの花が咲く。
ここは日野の滝山公園。龍王滝(小泉八雲の怪談に「幽霊滝」として登場)とミツバツツジで知られる山間のリフレッシュゾーンです。かつては相当に賑わいましたが、近年は知る人ぞ知るスポットとなっているようですね。もったいないような気がします。昭和から平成前半はGWの始まる4月29日の滝山神社例祭にあわせてミツバツツジが満開となりましたが、近年は温暖化のせいか一週間ほど早く咲くようになりました。例祭も前倒ししなくてはいけないかも、なんて。
4月下旬から5月上旬にかけては新録がもっとも輝く“パワーグーリーン”の季節。心地よいグリーンシャワーを浴びに出かけてみませんか。
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キーワード:「船上山で山焼き」 「全日本女子ボクシングナショナルチーム米子合宿」 「尾高城の謎解明へ」 「山里Loadにちなん」 「旅行デザイナー」 「鮎遡上が本格化」 「松江水郷祭花火大会(8/6.7)」 「電動キックボード」 「ふるさと納税は通販対決」 「たたらテーマに短編映画」 「鳥取県立美術館建設 県負担1億7200万円増」 「GW 県外との往来自粛求めず」 「鏡ヶ成で山焼き」 「美保関灯台へは電動自転車で」 「知夫・赤ハゲ山の野ダイコン満開」 「スナバ国”にデジタルパスポート」 「縁結びスカイランタンフェスティバル」
4/18
1)船上山(琴浦町)で山焼き 5年ぶり 山岳仏教の聖地で、100m超の屏風岩と呼ばれる断崖が切り立つ ススキやササを燃やす 景観保全や病害虫駆除など目的に17ヘクタール(日海)・・・・・久しぶりの豪快な山焼きだったようだ。これも大切な地域文化。営みです。
2)全日本女子ボクシングナショナルチーム 米子で強化合宿始まる 米子出身の入江、木下選手も参加 女子世界ボクシング選手権や杭州アジア大会の代表選手や監督、コーチら計21人(日海)・・・・・これもカエルパワーの産物!?
4/19
1)尾高城の謎解明へ 米子市、本格調査に着手 戦国時代の歴史を知る上で重要な城跡 近代歴史を知る手掛かりに 国史跡の史跡を目指し本年度は遺構確認調査を進める(日海)・・・・・重要な城跡だとは知られていますが、城の詳細は知られていない。古代より重要なポジションにあり、地政学的な視点でエリア全体も見渡すことができるといいですね。
2)『山里Loadにちなん』 日南町観光協会の名称変更 本年度から町の移住促進業務を受託し 従来の観光振興に加え、空き家バンク運営や移住相談などを一元的に行う 事務所はJR生山駅に隣接(全)・・・・・新名称は「夢を実現する」意味の「Live out a dream」の頭文字とロード(道)をかけ、町につながる道をつくる意味を込めたということ。中国山地の真中の山里へつながる道が広がることになりそうだ。
4/20
1)海外富裕層誘客に力 鳥取県やANAホールディングス、日本旅行など 海外富裕層向けの訪日旅行の企画から受け付け、手配までを一手に引き受ける専用サイト開設(海外の旅行会社などに向け) コロナ後見据え 客の趣向に併せて自然や美術などテーマに旅行の企画(全)・・・・・発足式でこんなコメントがあったそうだ。「映画や小説の作者のような“旅行デザイナー”を育てる必要がある」と。
2)銀鱗輝かせ アユ上流へ 日野川(米子市吉岡の堰堤)で遡上本格化 春らしい陽気の中 この時季の風物詩・鮎遡上が本格化 遡上は例年より多く期待できると太鼓判(日海)・・・・・若鮎が飛び跳ね堤を駆け上がる様に春のパワーを感じますね。
3)境港の水産物販売拠点整備 直売センター24日全面開店 建て替えが完工しリニューアルオープン 鮮魚店や飲食店など全15店舗 各店は調理場を併設し、場内で刺し身などが食べられる(山中)・・・・・使い勝手が増し、観光客にとっても嬉しいスポットになったようだ。
4)松江水郷祭花火大会(8/6.7) 有料席数2000~3000に縮小へ 湖岸を管理する国交省の敷地占有許可が出ない見通しのため 今夏はエリアを絞って(白潟公園)実施し、段階的に2万席を目指す(山中)・・・・・管理者には管理者の理由があり、調整には少々時間がかかるようだ。
5)電動キックボード(最高速度20キロ以下のもの) 免許不用に 16歳未満の運転は禁止し 公布から2年以内に施行される 原則として車道や自転車専用通行帯を通行し、最高速度を6キロ以下に制御されていれば歩道も走行できる ヘルメット着用は努力義務(全)・・・・・この法改正で電動キックボードが世にでることになりそうだ。簡単な操作で操作できる“スモールEV”でもあり、一気に全国に普及する!?
4/21
1)ふるさと納税は「通販対決」 江府町 過去最高4億8千万円(前年度比3.5倍) 昨年度 寄付者視点の戦略的中 返礼品は国立公園・大山が生み出す「水」にこだわる 返礼品の約7割を占める500ミリリットル入りのボトルを63万3384本発送(山中)・・・・・寄付額1位は米子市の12億円、2位は北栄町7億5千万円、3位は鳥取市の6億円、4位は大山町の5億円ということ。江府町の勢いは凄い。ですが、金額、件数とも米子市が飛びぬけていますね。
2)「たたら」テーマに短編映画 雲南、奥出雲で5月撮影開始 島根の自然、父子愛描く ニース国際映画祭で受賞するなどした映像作家・野澤クニオ氏がメガホンを取り、俳優の寺島進さんらが出演 企画・制作は「ストラテジックパートナーズ」 SDGSとして環境問題を考えるきっかけとしても最適だとし(山中)・・・・・たたらを基点にした循環型農業、林業などサステナブルな取り組みに改めて光があたる。
4/22
1)鳥取県立美術館建設 県負担1億7200万円増 ロシアのウクライナ侵攻などに伴う物価急騰(原油高や円安の影響)、労務費上昇 PFI事業者が9千万円負担する方向で検討 1月に倉吉市営ラグビー場跡地で工事が始まる 契約時の建設費は60億1863万円(日海)・・・・・状況が刻々と変化。日本経済は世界状況・米国の経済政策などにコントロールされている・・・。
2)大型連休中 県外との往来自粛求めず 平井・鳥取県知事 島根県と対応分かれる 感染力の強いオミクロン株の亜種「BA・2」が県内に入り込み、感染者数をゼロにすることが困難との認識を示し、社会経済活動を活性化させる必要性を強調(山中)・・・・・平井知事のコメントは影響力が大きい。シフトチェンジがプラスに働くことを願うばかり。
3)春の大型連休(最大10連休となる) 短期旅行が主流に 山陰両県 地元や近隣県軸に予約状況も上向き 感染の状況次第、直前のキャンセルも危ぶむ声も キャンプ施設などアウトドアドアは許される雰囲気も(山中)・・・・・様子見のGWとなるよう。コロナストレスを発散させたい。そんなGWになりそうだ。
4/23
1)美しい草原と湿原の再生願い 江府町・鏡ヶ成で山焼き 植生の変化で増殖した低木をススキとともに焼き払い、草原性植物の芽吹きを促す 再生のため2019年に発足した鳥取大学などでつくる大山隠岐国立公園鏡ヶ成保全再生活用協議会が取り組む(日海)・・・・・人の手の入った自然は、手を入れ続けることで環境が維持できる。原生なら、原生のままで手を入れてはいけない。この線引きが鏡ヶ成にはできている。
2)美保関灯台へは電動自転車で 観光協会美保関支部が有料貸出し始める(3台) 美保神社入り口バス停から 近くのバス停から約3キロ離れ、坂道が続く国の重要文化財・美保灯台への移動手段を確保する狙い 大山を遠望しながら灯台まで約10分で移動できる 料金は2時間500円(山中)・・・・・これは便利。当地を代表する絶景のサイクリングコース。人気必至! もっと大々的に取り組むことができるはず。
3)隠岐・知夫村の景勝地、赤ハゲ山(標高325m)に花のじゅうたん 野ダイコンの花が見頃 隠岐ジオパークを象徴するカルデラ湾を望む牧草地 草をはむ牛たちの近くで花が潮風に揺られている(山中)・・・・・360度の大パノラマが広がるなだらかな草原に咲く野ダイコン。放牧された子牛達。唯一無二の楽園空間がここに。
4/24
1)“スナバ国”にデジタルパスポート 鳥取ファン来訪促進へ 県が架空のパスポート発行 特典で誘客 観光庁がモデル事業に採択 (第2のふるさとづくりプロジェクト、倍率10倍の競争を勝ち抜生き採択される) ファン(会員)の傾向を分析し繰り返し来県するリピーターを増やす狙い(日海)・・・・・ 都市部との関係人口を増やすために取り組む観光誘客・マーケティング事業ということ。事業名は『はじめまして&おかえり鳥取プロジェクト』。鳥取のスナバが有名ですが、弓浜半島も実はすべてがスナバ。しかも規模はでかい。知られていませんが・・・。
2)宍道湖彩る 光の世界 松江しんじ湖温泉の開湯50周年を記念した「縁結びスカイランタンフェスティバル」が23日夜に宍道湖岸で 市民や宿泊客500人が一斉にランタンを空に放ち、幻想的な光が夜空を舞う(山中)・・・・・ランタンはビニール製、LEDライトが装着され、ヘリウムガスで上空に浮かび、タコ糸で持ち手と繋がれている、今ならではの新鋭ランタン?ということ。面白い企画。
日本海新聞 http://www.nnn.co.jp/
山陰中央新報 http://www.sanin-chuo.co.jp/
朝日新聞(鳥取) http://www.asahi.com/area/tottori/
朝日新聞(島根) http://www.asahi.com/area/shimane/
読売新聞(鳥取) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/
読売新聞(島根) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/
毎日新聞(鳥取) http://mainichi.jp/area/tottori/
毎日新聞(島根) http://mainichi.jp/area/shimane/
産経新聞(鳥取) http://www.sankei.com/region/newslist/tottori-n1.html
産経新聞(島根) http://www.sankei.com/region/newslist/shimane-n1.html
NHK (鳥取) http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/
NHK (島根) http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/
山陰放送 http://bss.jp/news/index.html
中海テレビ http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/community/localnews/