10/16-10/22 地域のニュースウイークリー
晩秋サンセット。あっという間に落ちる朱色の太陽。
つるべ落としと表現されるように、スッーと日が暮れてしまうこの頃です。さすがに10月後半。
大山の麓では尖がり頭の杉の木々がシルエットとなって、アート空間が出来上がりました。光が強いほど影が濃くなると云われますが、まさにその通りですね。日の沈む聖地・出雲国に落ちる太陽を見ることができる大山西麓、北麓は、聖地を望む聖地であることに違いありません。
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今週のキーワード： 「松江鼕行列」 「蛸舞神事」 「ガイナーレ鳥取逆転 5位浮上」 「グッドデザイン賞に皆生温泉・ぐるぐるかいけ」 「妖怪検定」 「コメ高温障害深刻」 「廃墟景観シンポ・若松鉱山」 「やくもブロンズ」 「米子-香港 季節便運航」 「境港コンテナ航路」 「鳴り石の浜にサウナ」 「出雲に台湾チャーター便」 「 「４７５ Parfait Club」 「境港に大型国際客船2隻同時寄港」 「パラモーターで琴浦を盛り上げ」 「米子で大収穫祭」
10/16
１）松江城下 鼕行列勇壮 県都の秋を彩る伝統行事 14町内・2団体の約1600人 県庁前から白潟天満宮まで約2キロ練り歩く 笛とチャンガラの軽快なはやしや「チューサヤ、チョウーサ」のかけ声に合わせ 鼕をたたきながら練り歩く（山中）・・・・・堂々の「鼕行列」 秋の収穫祭的な位置づけもあるだろうか…。グリーンシーズンの終わりを告げるようなものがなしさも。だんだん晩秋が近づいてきた。
２）大蛸にちなむ激しい舞 日本三大奇祭のひとつ「蛸舞神事」が 伯耆町福岡の福岡神社で4年ぶりの開催 県の指定無形民俗文化財 海で遭難した祭神（速玉男命）を大蛸が助けた故事にちなみ 荒れた海や喜び表現（全）・・・・・ファンタジーの故事。その淵源はどこにある？
３）Ｊ３・ガイナーレ鳥取 数的不利(前半に退場者一人)から逆転 讃岐に2-1 5位に浮上 2位まで4ポイント差（日海）・・・・・ギリギリの状況の中での勝利。不思議なチカラ、運がどこかから湧いてきている？！
４）グッドデザイン賞 鳥取県関連3件 皆生温泉エリアの「ぐるぐるかいけ」と伯耆町の上代の「甘酒」など 日本デザイン振興会 同賞は優れたデザインやアイデアの商品、活動など表彰（日海）・・・・・おめでとうございます。信頼のグッドデザイン賞でブランド力アップ！
５）妖怪検定 目指せ「博士」 境港と調布で379人挑戦 2006年から始まり、近年は全国から受験者が集まる一大イベントに 選択や記述方式の初級・中級と小論文形式の上級があり、これまで計6256人が受験（日海）・・・・・「水木しげる妖怪学」はさらに人気学問になりそうな気配。そうだ、「水木しげる妖怪学会」を立ち上げてはどうだろう？「水木しげる財団」を設立して。なんて。
10/17
１）コメ高温障害深刻 鳥取県内農家、収入減不安 稲刈りシーズンが終盤を迎える中、白濁した状態のコメが多く確認される コシヒカリとひとめぼれ １等米比率３割以下か 県産ブランド「星空舞」は比較的影響が少なかった（日海）・・・・・この夏の異常高温の影響はジワジワと広がっている！？ 地球温暖化問題がここにも。
２）税窓口、同フロアに 鳥取県西部県税事務所が米子市役所内に移転 住民サービスの利便性向上や業務の効率化を図る（日海）・・・・・県と市がクロスオーバー。この動き、時代の要請！？
３）地域振興に廃墟活用 日南町の「若松鉱山」発信へ22日「廃墟景観シンポ」開催 多里振興センターで 「天空の要塞」としてマニア注目 近年の廃墟ブーム到来で 同鉱山は経産省の「近代産業遺産群・続33」認定遺跡（日海）・・・・・クロム鉱山として一世風靡した多里の若松鉱山。クロムが何に使われたのか、これを調べること日本の近代化の歴史をなぞることにもなりそうだ。
10/18
１）ブロンズ色の特急やくも新型車両を初公開 JR西日本 宍道湖の夕日、石州瓦の深い赤やたたら製鉄の炎をなどイメージした「やくもブロンズ」 色 雲をあしらい、現行車両に比べ揺れを少なくする国内初の仕組み採用 来春デビュー（全）・・・・・山陰や伯備線エリアのシンボルに。という想いが込められている。
２）米子-香港 季節便運航 12月から来年2月、41往復の見通し 期間中はクリスマスやアジア各国で春節にともなう大型連休があり、需要があると判断 12/18～2/26 月・水・金・日の週４便 機材は174人乗り 搭乗率を高めて、年間を通じた定期便の運航につなげたい考え 鳥取県（全）・・・・・真冬の運航ということ。食の需要がメインだろうか。以前、香港人はレンタカー利用が多かったが、多分同じ傾向で動くことに。
10/19
１）境港コンテナ航路 韓国・中国 週2便に増 中国寄港地も4カ所に（上海、寧波、天津新港、青島） 寄港の選択肢増える(全)・・・・・新しいガントリークレーンの効果が具体的に。まだまだ伸びしろがありそうだ。
２）鳴り石の浜に「サウナ」 琴浦の準備委員会 モニターツアー実施へ オープンカー乗り「サ飯」も 環境省の観光コンテンツ造成支援事業に採用で（日海）・・・・・サウナタウン琴浦！？
10/20
１）出雲に台湾チャーター便 コロナ後初 台北市などから173人到着 日本からも145人が台湾旅行をする2往復便 一畑トラベルサービスがチャイナエアラインと連携して企画（山中）・・・・・台湾と島根、様々な縁がつないでいるようだ。
２）４７５パフェ 民間の新団体引き継ぎ 米子市の新名物として市主導で売り出し 「４７５ Parfait Club(パフェクラブ） ) 市のシンボル「米子城天守」をイメージした5層のパフェ 当初7店から17店まで広がる（日海）・・・・・パフェシティ。そんなタイトルも似合う街になる！？
３」インバウンド回復進む境港 大型国際客船2隻同時寄港 中野岸壁に「ダイヤモンド・プリンセス」(約2700人 欧米人や日本人)、夢みなとターミナルに「コスタ・セレナーデ」（約1900人 韓国人中心） いずれも水木しげるロードや足立美術館、松江城など観光へ（全）・・・・・嬉しいことではありますが、2次交通など受け入れが大変。バス、タクシーなどきちんと対応できただろうか。
４）モーターパラグライダー（パラモーター）で琴浦を盛り上げ 移住男性が奮闘 観光フライト(タンデム)やパイロット養成 逢束海岸で準備進む グライダーを装着して１８５ｃｃのプロペラ付きエンジンを背負い、上空５００ｍの空中散歩が楽しめるスカイスポーツ 同海岸を発着点に東は北条砂丘、西は皆生温泉、南は大山を目指すコースを予定（日海）・・・・・これは興味深い取り組み。大山の北壁を目前に海岸線を飛ぶ。さぞかし爽快に違いない。
10/21
１）尾高城跡を国史跡に 国の文化審議会答申 米子城跡に続き市内城郭2件目 空堀や土塁が状態良く残っているだけでなく、当時の築城技術では珍しい石垣が見つかり、当時の築城変化を知る貴重な資料と評価（全）・・・・・中世の土塁に加えて、近世の石垣や石塁も確認されたということ。そして「破城」の痕跡も。変遷がわかる貴重な城跡のようだ。
２）紅葉シーズン到来 「大山秋色週間」始まる 大山寺本堂で「大山僧兵太鼓など」セレモニー 11月5日までさまざまな催しが行われ、紅葉狩りに訪れた観光客らを楽しませる（全）・・・・・夏から一気に晩秋がやってきた感じの気温推移。さて今年の色合いは、熟成具合は…気になりますね。
10/22
１）秋の味覚求め3万人 米子で大収穫祭 米フェスタ２０２３「米生郷祭」 米子コンベンションセンターと米子駅周辺で 「農と食のフェスタ」など四つの食にまつわるイベント開催 新鮮な野菜や秋の味覚を買い求め、催しを通じて収穫の秋を楽しむ 22日まで（全）・・・・・相当な賑わいになりました。米子駅の新駅舎、がいなロード開通を祝う一連の駅周辺イベントのフィナーレ的な秋の祭りとなりました。
日本海新聞 http://www.nnn.co.jp/
山陰中央新報 http://www.sanin-chuo.co.jp/
朝日新聞（鳥取） http://www.asahi.com/area/tottori/
朝日新聞（島根） http://www.asahi.com/area/shimane/
読売新聞（鳥取） http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/
読売新聞（島根） http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/
毎日新聞（鳥取） http://mainichi.jp/area/tottori/
毎日新聞（島根） http://mainichi.jp/area/shimane/
産経新聞（鳥取） http://www.sankei.com/region/newslist/tottori-n1.html
産経新聞（島根） http://www.sankei.com/region/newslist/shimane-n1.html
ＮＨＫ （鳥取） http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/
ＮＨＫ （島根） http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/
山陰放送 http://bss.jp/news/index.html
中海テレビ http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/community/localnews/
