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3/25-3/31 地域のニュースウイークリー

P1013407.jpg 美保湾と中海を錦に染める黄砂の夕焼け。磨きがかかったようなゴールド&ブロンド。

錦の中に浮かぶ細いシルエットは弓ヶ浜半島、そして後方のやわらかな稜線は出雲の山々。正面は衆生を極楽へ導く観音菩薩のような姿の嵩山と和久羅山。この風景はこの時期ならではの、そしてこの地(大山北麓)ならではの春の夕景です。


今日で地域のニュースウイークリーは最後となりました。1999年から足掛け25年間継続してきましたが、いよいよフィナーレです。これまでご覧いただいた皆様には心より感謝致します。25年間、誠にありがとうございました。担当は石村隆男でした。さようなら。

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今週のキーワード:「YAYOINE(やよいーね)」 「ガイナーレ  粘り強く勝ち点1」 「プラネタリーヘルス・ツーリズム」 「砂で世界旅行・フランス編」 「境港 クルーズ客船 今年初寄港」 「皆生市街地設計図を文化財に」 「坪内総合ビジネスカレッジ 米子キャンパス」 「古墳時代の大刀の赤鞘」 「オーバーツーリズム抑止モデルに出雲大社」 「鳥取県内の公示地価 26年連続下落」 「米子医療センター付属看護学校 26年度末で閉校」 「台湾チャーター便第2弾 春の鳥取へ」 「鳥取駅周辺リ・デザイン会議」 「お待ちかね 桜開花 松江」 「日野橋95年経過 存続か撤去か」 「出雲市の宿泊者 最多84万人」 「鳥取県立美術館 開館あと1年」 「天の真名井の水車復活」 「米子市ふるさと納税最多 23年度19.2億円」 「複合商業施設・パレット奥大山」 「鳥取県内スキー場 雪不足で利用客大幅減」 「だんだんバス 新車両」 「桜開花と黄砂」 「角盤町アーケード改装 完成」 「米子市文化奨励賞」 「ヤマタ鳥取砂丘ステイション」 「紫色が基調のスーパーやくも色車両 ラストラン」

 

 

3/25

1)青谷かみじち史跡公園開園  愛称は「YAYOINE(やよいーね)」 展示ガイダンス施設と自然景観体感地区 同公園の 「弥生の歴史発見地区」 「古代山陰道地区」は2029年度までに開園予定(日海)・・・・・ いよいよオープン。西の「むきばんだ史跡公園」とセットで、さらには島根県の史跡公園と併せてビッグストーリーを展開することができればいいですね。

 

2)J3・ガイナーレ鳥取  粘り強く勝ち点1  YS横浜と1-1 順位は13位のまま変わらず(日海)・・・・・これからホームが続く。ここで反転を!

 

3)「プラネタリーヘルス・ツーリズム」始動  人と地球の関わり学ぶ体験プログラムの展開へ 江府町など  将来的に大山山麓や流域全体の連携を図り、国際的な観光につなげていく(日海)・・・・・どんなシナリオで展開されていくのだろう? 

 

3/26

1)鳥取砂丘砂の美術館 4月19日開幕 「砂で世界旅行・フランス編」 世界12カ国から来日した20人の彫刻家がフランスの文化、自然、歴史をテーマに18の作品の完成に向け連日てこを振るう ベルサイユ宮殿が目玉(山中)・・・・・パリオリンピックの盛り上がりに一役買う!

 

2)境港 クルーズ客船 今年初寄港 「アザマラ・ジャーニー」(全長198m、3万2477トン) 乗客662人が観光 同港には現時点で32階の着岸予約  次回寄港は4月1日の「シーボーン・ソジャーン」(乗客定員458人)(全)・・・・・ジャーニーをしてみたいもの。地元の関係者ももてなすだけでなく是非、体験したい。 

 

3)皆生市街地設計図を文化財に 米子市審議会が答申 大正期制作 開発に反映  都市公園整備の国内第一人者だった官庁技師・折下吉延(1881-1966)が手がけた 山陰有数の温泉地の成り立ちが分かる貴重な史料(全)・・・・・文化的価値とはこのあたりにもありそうだ。この設計図にまつわる因果関係を解き明かすことで、大正時代の当地の社会状況などが見えてくるに違いない。

 

4)坪内総合ビジネスカレッジ 米子キャンパス開校で記念式典  米子駅前ショッピングセンター3階(元映画館・多目的レンタルホール)に IT学科が設置され4月1日開校後 システム開発やアプリ開発を担うエンジニアを養成 6人が通う予定(日海)・・・・・この動き、まだまだ小さいが、地域が大きく動くきっかけにもなりそうだ。

 

3/27

1)全国初  古墳時代の大刀の赤鞘 出雲西部の(上塩治築山古墳)出土品 高い技術示す 同古墳に葬られた出雲の豪族が、大王に仕えるなど大和でも非常に高い地位を占めていた姿を伝える 当時の日本に鮮やかな染色技術があった物証にも(山中)・・・・・赤鞘の大刀は「金銀装捩環頭大刀」で長さは1.23m、儀式用に使われたものということ。ここから読み取れる古墳時代の当地の物語は?

 

2)オーバーツーリズム(観光公害)抑止へ 先駆的なモデルとして出雲大社、ニセコや京都など20地域が選ばれる 観光庁 住民や観光業者らが計画をつくり、対策に取り組む(全)・・・・・このプログラムに出雲大社が選定されたこと。驚きもあるが頷いてしまう。・・・山陰のツーリズムは出雲大社を頂点に組み立てをしたらいいのかも。

 

3)鳥取県内の公示地価 26年連続下落 住宅地は二極化 商業地は下落率が3年連続で全国1位に 住宅地は市街地近郊の小規模な分譲地は上昇した地点が増えたが、中間山地は引き続き下落傾向(日海)・・・・・人口減とシンクロしている土地価格。現在の経済状況の中では、この傾向は続くことに。

 

4)米子医療センター付属看護学校  26年度末で閉校へ 少子化影響、定員割れ続く 25年度入学者募集せず 70年の歴史に幕(日海)・・・・・少子化のアウトプットがここにも。人口減・少子化によるさまざまな歪が一気に噴き出すようだ。心配ではるが、ポジティブに捉えたい。

 

3/28

1)台湾チャーター便第2弾 春の鳥取へようこそ 鳥取空港 観光客を熱烈歓迎 4月上旬まで4往復  台湾では桜と紅葉が人気 初便は138人が利用・搭乗率が約87%(日海)・・・・・さながら桜チャーター便。

 

2)鳥取駅周辺に複合施設  行政や経済界関係者、有識者でつくる鳥取駅周辺リ・デザイン会議  再整備の基本計画案まとめる にぎわい創出図る 複合施設と商店街をつなぐ歩行者デッキを設け、ヒトと車の動線を分け、利便性や回遊性を高める(日海)・・・・・イメージ図も示され期待が高まる。ゲートウェイは重要。センスあるデザインに、是非!

 

3/29

1)お待ちかね 桜開花 松江 28日に 平年より1日早く、昨年より8日遅い 1週間から10日ほどで満開を迎える(山中)・・・・・やっと春が来た!?これから4月始めは「さくらウイーク」 しっかり楽しみたい。

 

2)国の登録有形文化財「日野橋」 補修に数十億円 米子市試算 1929年の供用開始から95年経過  存続か撤去か踏み込んだ議論をする時期に 在り方検討委員会の初会合開催(全)・・・・・維持する費用とその効果、天秤にかけなくてはいけない。宿命ですね。

 

3)出雲市の宿泊者 最多84万人 23年 ホテル新規開業が奏功 21年に「センチュリオンホテル」、22年に「界 出雲」 旅行需要回復もあり 松江市の宿泊客数(速報値)は182万人(山中)・・・・・宿泊施設の需要はまだまだありそうだ。出雲大社の存在はあまりにも大きい。

 

4)鳥取県立美術館 開館(25年3月30日)あと1年 文化・芸術拠点 全貌現す 工事がほぼ終了 足場など全て撤去 大御堂廃寺跡を望むテラスと、吹き抜け部分を覆う大きなガラス窓が印象的 今後は「枯らし」と呼ばれる期間に(日海)・・・・・建築物そのものがアート。ひとつのオブジェとしてこの1年を楽しみたい。

 

5)「天の真名井」の水車復活 米子市淀江町高井谷の名水地  小屋のかやぶき屋根も修復  今後は水車で精米した米を販売するなどして継続的に管理へ(日海)・・・・・大山の恵みの水。「天」を「大山」に読み替えるといいですね!

 

6)米子市ふるさと納税が最多 23年度19.2億円 新規の寄付急増 約900種類の豊富な返礼品が特徴 大山ハムのハムやソーセージ、鳥取和牛、梨の新甘泉、大山山麓の天然水など産品、皆生温泉宿泊割引券など人気  昨年度は中国地方で1位、県内では5年連続トップ(日海)・・・・・素晴しい。まだまだ伸びしろがありそうだ!?

 

7)江府町に複合商業施設完成 「パレット奥大山」 移住促進住宅が隣接  コンビニエンスストア、飲食店(フランス料理店)、コインランドリー、通信環境を整えたフリースペースなど整備 移動販売棟では食料品、鮮魚も販売(日海)・・・・・アグレッシブな江府町。素晴らしいアウトプットが出現。一部を除き、オープンは4月12日ということ。

 

8)今季 鳥取県内スキー場 雪不足で利用客大幅減  大山、氷ノ山は昨季の6割 人手確保にも苦慮 大山では上の原と国際ではリフトを一度も営業できなかったコースも(日海)・・・・・危機的状況。雪不足に加え、諸々の課題が浮かび上がる!?

 

3/30

1)米子市街地を走る循環バス「だんだんバス」 新車両 車体に米子城など米子の見どころ施し 4月1日運行開始  歴史コースとまちなかコースの2路線を新車両1台でまかなう 年2万人程度の乗車が見込まれる 新車両は米子市が2420万円で購入(全)・・・・・バスそのものが動くプロモーション媒体に。利用したくなる仕掛けをさらに用意したい。

 

2)鳥取市で桜開花 南風や日照受け 平年並みで(昨年より10日遅い) 1週間程度で満開に / 山陰で黄砂確認 今年初 大山かすむ 北日本から西日本の広い範囲で31日にかけて黄砂の飛来予想(全)・・・・・桜と黄砂。まさに春本番がやってきた。澄み渡る青空のもとで満開の桜を楽しむことができれば・・・。

 

3)米子・角盤町アーケード改装 歩きたい商店街に 29日、現地で完成式典 LED照明(約8万5千球)を天井に配置、夜でも明るく歩きやすい空間を創出 屋根には照明を72時間点灯できる連力を確保できる太陽光発電機も搭載(日海)・・・・・次々に進化していく。この先にあるものは何だろう?

 

4)米子市文化奨励賞 個人の部・米子城写真人の岡雄一さん、団体の部・アーチスト・イン・レジデンスのプログラムを運営する「AIR475」が受賞(日海)・・・・・おめでとうございます。文化の役割は大きい。さらに地域が元気になるための取組を期待したい。

 

5)滞在型複合施設「ヤマタ鳥取砂丘ステイション」 4月27日オープン  グランピング予約好調  GW期間中はほぼ満室  砂丘西側の新たなにぎわい創出へ キャンプ場、ゲストハウスなど設置で多種多様な層の需要に対応(日海)・・・・・鳥取砂丘がカワル。数年後にはそばにラグジュアリーなホテルもでき、一帯が滞在型のリゾートゾーンに!?

 

3/31

1)雄姿見納め ファンどっと  紫色が基調の「スーパーやくも色」車両 4月5日運行終了で  日野町の撮影スポットに  「国鉄色」と「緑やくも色」は6月14日にランストランを迎える(日海)・・・・・昭和が残像になっていく!? 新型やくもは「新しい山陰のイメージ」を創出することになる。

 

日本海新聞     http://www.nnn.co.jp/

山陰中央新報   http://www.sanin-chuo.co.jp/

朝日新聞(鳥取) http://www.asahi.com/area/tottori/

朝日新聞(島根) http://www.asahi.com/area/shimane/

読売新聞(鳥取) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/

読売新聞(島根) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/

毎日新聞(鳥取) http://mainichi.jp/area/tottori/

毎日新聞(島根) http://mainichi.jp/area/shimane/

産経新聞(鳥取) http://www.sankei.com/region/newslist/tottori-n1.html

産経新聞(島根) http://www.sankei.com/region/newslist/shimane-n1.html

NHK (鳥取) http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/

NHK (島根) http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/

山陰放送     http://bss.jp/news/index.html

中海テレビ    http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/community/localnews/

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