2/5-2/12 地域のニュースウイークリー
如月の冷雨に立つユリカモメ。一糸乱れず風の方向・北東を向いていました。
雨の日の米子港(ヘリポート付近)の広場は何故かユリカモメの住処で、毎年群れをつくって姿を現します。こんな風景も当地ならではの風物詩かもしれませんね。
この地は絶景のポイントでもあり、有効活用をしようとウオーターフロントのホテルなどが計画されています。某有名建築家によると、このエリアはベニスのようなところと表現も…。将来、この寒々しい風景が地域を代表する温もりのある風景に変るのだと思います。さて、それはいつだろう?
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今週のキーワード:「美保関の文化価値」 「境港さかなの達人検定」 「出雲村田製作所 斐川に新工場」 「「米子アリーナ 27年3月供用」 「境港-韓国定期貨客船 7月正式就航見通し」 「八雲で山陰再考」 「訪日客受け入れへ 交通など課題点検 鳥取県」 「松江市 宿泊税200円案」 「中海オープンウオータースイムは6月23日に」 「観光ナビアプリ tabiwa(タビワ) JR西日本」 「松江市営バス 平日70便減」 「B1島根は東京進出」 「皆生温泉が“行って良かった温泉地”全国4位」 「癒しで目標400万人 中部ふるさと広域連合」 「麒麟のまち観光局・このへん共和国」 「米子市循環バス 実証運行2コース 4月から本格運行」 「伯耆町のエムケイ開発が訪日客モニターツアー」 「“海の道”(東海-境港)振興へ 官民の連携強化」 「米子-ソウル便 83.4% 1月搭乗率」 「大山の運動 環境大臣賞(インフラメンテナンス大賞)」 「山陰の旅はヒゲダンと」 「訪れてみたい日本のアニメ聖地88 2024版」 「米子城跡をテーマにした大手門会席」 「出雲―ベトナム 5月就航 1往復のチャーター便」 「島根半島の防災対策強化へ 島根県」 「プロテリアル EVモーター5%省電力の合金材の製法を開発」 「大山旅行商品開発へ 海外インフルエンサー招待し雪歩きや座禅探検」
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1)美保関の文化価値解説 松江・美保関地区 国の「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)」選定へ調査報告 地区内の社寺、旅館、民家など建造物47棟を調べ 北前船の「風待ち港」として栄えた歴史、大正時代から昭和にかけて建築された旅館など 美保神社との関係性なども地区の特徴(山中)・・・・・美保関にやっと、いい風が吹いてきた。南に見える景観も大きな価値。美保湾に浮かぶ大山です。
2)難問にギョギョッ!! 「第13回境港さかなの達人検定」に27人受験 初級レベルの達人に25人、上級レベルのスーパー達人に2人が挑む(日海)・・・・・継続はちから。この取り組みが本物のファンを増やすことにつながる。
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1)出雲村田製作所 出雲市斐川に新工場 470億円投資 2026年4月操業後、3年間で200人の新期雇用計画 積層セラミックコンデンサーの世界シェア4割を誇る村田製作所グループのひとつ 従業員数は5320人(山中)・・・・・出雲がますますパワーアップすることに。
2)米子に県内最大の体育館「米子アリーナ」 27年3月供用 完成イメージ図公表 鉄骨2階建て、延べ床面積は1万3千平方メートル 4千人超を収容するメインアリーナ、サブアリーナ、武道館、トレーニング施設を備える コンサートなど文化活動も可能 アリーナ建設費は75億600万円(42年3月末までの運営費も含め104億8千万円)(全)・・・・・ワクワクする完成イメージ図。こけら落としはヒゲダンで! 今後、周辺地域を含めた活用についての未来図を描いて欲しいものだ。
3)境港-韓国(東海市)定期貨客船 7月正式就航見通し 韓国の船会社「トウウオン商船」が計画 2019年途絶えた日本・韓国・ロシア(ウラジオストク)の3カ国を結ぶ航路 約5年ぶりに復活 「イースタンドリーム号」(定員530人、車両250台) 同船が接岸するのは「境夢みなとターミナル」(全)・・・・・週1便で、土曜日の朝入港、日曜日の夕方出港というスケジュールに。サイクリングルートの起点でもあり、サイクリング客がどっとやってきそうだ。「イースタンドリーム・サイクリング号」と呼ばれるようになる!?
4)小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)で山陰再考 2月17日に安来・アルテピアで「全国街道交流会議」 中海・宍道湖・大山圏域市長会の連携・交流推進事業 テーマは「小泉八雲の物語でつなぐ山陰」 八雲の多様性を受け継ぎ、作品に登場する山陰各地を文化資源として結びつける 佐野史郎さんの朗読も(日海)・・・・・やっとここまで来た。八雲のフィルターは今が旬に!?
5)訪日客受け入れへ 交通など課題点検 鳥取県、関係機関と「インバウンド受け入れ環境総合点検会議」 看板・パンフレットの多言語化や2次交通などの取組みについて 2次交通は「充実しておらず、確実に利益を奪っている」と改善や強化に関する意見集中(日海)・・・・・まさに。2次交通の視点のみならず、地域交通の視点もクロスさせて徹底して議論する必要がありそうだ。
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1)松江市「宿泊税」 200円案 1人1泊 25年度導入目指す 22年の市内の宿泊客数は148万4千人 200円の場合、税収は3億円に 税収分は主要観光事業の財源に(山中)・・・・・やっと動き出すことに。原資が出来ることの意味は大。この何倍もの事業資金を呼び込むことができるように。市民のマインドも大きく変わる!? そして周辺部にも広がるに違いない。
2)「中海オープンウオータースイム2024」は6月23日に開催 今回で12回目 米子市の湊山公園沖の中海で5キロ、3キロ、1キロの部と新たに3人一組で3キロ泳ぐリレーの部 定員は410人(山中)・・・・・すっかり定着。海水浴場を開きたいぐらいになる!?
3)観光ナビアプリ「tabiwa(タビワ)」 山陰地区で開始 JR西日本 スマートフォンで経路検索や電子チケット(周遊パスや観光施設、飲食施設のチケット)の購入できる 25年の関西万博に合わせ、インバウンドなど誘致へ(山中)・・・・・既存のアプリを凌駕することになるだろうか・・・。どう位置付ければいいだろう?
4)松江市営バス 平日70便減 路線再編 4月から、深刻な運転手不足と残業規制強化(2024問題)に対応し 土日祝日は26便減に 現在の「10路線113系統」を「12路線48系統」に見直し 朝の通勤・通学には極力配慮で2路線新設(山中)・・・・・大胆な改革。利用の多い松江でこれだから、周辺の市ではもっと大胆になる必要があるかも。
5)B1島根は東京進出 1月21,22日に東京で主催試合を初開催 2日間で1万人を集める 中初期的には日本中、ひいてはアジアにもファンがいるクラブに・・・ 東京開催はその足掛かり(日海)・・・・・松江と東京のツーホームとなるようだ。2拠点化はクラブだけでなく様々な場面に広がる。
6)皆生温泉が全国4位 テレビ東京「行って良かった温泉地」のランキングで発表 泉質やグルメなどアンケートにより評価(年に2回以上温泉地を訪れたことがある人に6項目の満足度点数化) 1位は箱根、2位は草津(日海)・・・・・思いがけないランキング。行って良かったというのは、なにより嬉しい評価です。
7)「癒し」で目標400万人 鳥取中部ふるさと広域連合 24年~28年度の5年間で取り組む観光ビジョン 温泉などの観光資源を活用 「第2のふるさと」を感じさせるイメージ定着を図る シニア女性をターゲットにした観光戦略(日海)・・・・・目標が明確になると、取り組みもブレイクダウンできそうだ。「第2のふるさと」の取り組みが気になる。
8)麒麟のまち観光局「このへん共和国」集積データ 4月から圏域連携事業者と共有 顧客満足度向上へ 鳥取県東部と兵庫県北但西部の1市6町で構成のDMO リピーター獲得期待(日海)・・・・・メッセージレスの「このへん」が強烈なメッセージかも!?
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1)米子市循環バス 実証運行の2コース(まちなか、歴史コース) 4月から本格運行へ 専用車両追加 乗降者が多いJR米子駅と鳥大医学部病院、JU高島屋間の所要時間を短縮し利便性向上へ 運賃は150円(小学生100円) 22年度利用者は1万1999人、23年度は12月時点で1万3161人(全)・・・・・いっそのこと、一定期間(例えば4月)無料で運行したらどうだろう。その後も、キャシュレスで低額で。なんなら低額(1000円くらい)でパス券をだしたらどうだろう。
2)大山巡り魅力体験 伯耆町のエムケイ開発が訪日客モニターツアー(2泊3日) タイから6人のインフルエンサー招き 冬のアクティビティーや県産食材を使用した料理を通じて魅力発信へ(日海)・・・・・こちらでも観光庁支援のモニターツアー。今後どんな展開になるか、楽しみ。
3)“海の道”振興へ 官民の連携強化 韓国貨客船 境港に7月就航で 鳥取県と関係者 受け入れ準備でプロジェクトチーム発足 集客・集荷対策、航路支援など協議 就航日程は1泊2日だけでなく7泊8日の視点も(日海)・・・・・境港を中心にエリア一体がさらに賑わいをつくることに。関係者は忙しくなる。さまざまな動き、取り組み、エリア全体を俯瞰しながら進めることができるといいですね。
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1)米子-ソウル便 83.4% 1月搭乗率 再開から高水準維持 4カ月連続80%以上 エアソウル運航(週3往復) カニと温泉をテーマにしたインバウンド好調 団体客46%、個人客54%(山中)・・・・・カニの後には桜!? 円安、日韓関係などの状況が変わらない限り、このトレンドは変わらなさそうだ。
2)大山の運動 環境大臣賞(第7回インフラメンテナンス大賞) 汚泥おろし、桟木荷上げなどボランティアが行う運動 多くの登山者の協力により効果を上げていることなどが評価 同大賞は、国の各省が所管施設を対象にインフラメンテナンスの優れた取り組みを表彰するもの(日海)・・・・・環境省にとって、大山のこの取り組みは「モデルケース」となっているようだ。この始まりはまさに「「瓢箪から駒」の物。
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1)山陰の旅はヒゲダンと JR特急やくも車内と駅メロ(米子駅)に山陰発のバンド「Offcial髭男dism」の人気曲使用 車内チャイムは上りがオルゴールの「Pretender」、下りがピアノの「I LOVE・・・」 ホームの発着メロディーは「Pretender」のサビの部分が2種類(全)・・・・・これはGoodnews!! 山陰の観光が盛り上がる大きな、大きなきっかけになりそうだ。
2) 「訪れてみたい日本のアニメ聖地88 2024版」に鳥取県の4自治体選ばれる 「ゲゲゲの鬼太郎」で境港市
、「宇崎ちゃんは遊びたい!」で倉吉市と三朝町、「ひなビタ!」で倉吉市、「水木しげるロード」で境港市、「青山剛生ふるさと館」で北栄町 アニメツーリズム協会(日海)・・・・・これも県が熱心に取り組んできた「まんが王国」のアウトプットでしょうか。共通点を探し、さらにググっとくるキーワードがあるといいですね。
3)「絶景の城」として注目を集める国史跡・米子城跡をテーマにした「大手門会席」 ANAクラウンプラザホテルが開発 かつて、同ホテルの一角は米子城の正面玄関「大手門」が位置していた 中海・宍道湖や大山ゆかりの食材をふんだんに使用 器や敷き紙には米子城を連想する工夫凝らす 6600円(日海)・・・・・この際「ANAクラウンプラザホテル米子キャッスル」くらいにネームチェンジするといいかもしれない。なんて。
4)出雲―ベトナム 5月就航(1往復のチャーター便 ※12年ぶりに) 島根県がPR 一畑トラベルサービスがツアー商品企画販売へ 5/25往路、29日復路(山中)・・・・・今回はアウトバウンド対象のようだが・・・。今後につなげたい。
5)島根半島の防災対策強化へ 島根県 当初予算6300万円計上 備蓄追加やヘリポート調査 災害時の状況を把握するドローン導入も進める 能登半島地震受け対応(山中)・・・・・今は静かな断層がいつ能登のようになるかも…なんてことは想像できないが、この動きが道路整備などの呼び水になることは間違いない。
6)プロテリアル(旧日立金属) EVモーター5%省電力に 新しい合金材の製法を開発 2025年量産へ 新合金材は電磁鋼板の約5倍強度があり、加工の難易度が高かった 重希土類を使わずに済むことも経済安全保障上も重要(日経)・・・・・プロテリアルになって、さらにポジティブな動きになっていく。安来工場もさらに前へ。
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1)大山旅行商品開発へ 海外インフルエンサー招待し雪歩きや(スノーシュー)や座禅探検 横浜市の旅行会社と鳥取県が企画(山中)・・・・・もう10年以上にわたって繰り返される取り組み。10年後も同様のことが行われる。でしょう・・・。
日本海新聞 http://www.nnn.co.jp/
山陰中央新報 http://www.sanin-chuo.co.jp/
朝日新聞(鳥取) http://www.asahi.com/area/tottori/
朝日新聞(島根) http://www.asahi.com/area/shimane/
読売新聞(鳥取) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/
読売新聞(島根) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/
毎日新聞(鳥取) http://mainichi.jp/area/tottori/
毎日新聞(島根) http://mainichi.jp/area/shimane/
産経新聞(鳥取) http://www.sankei.com/region/newslist/tottori-n1.html
産経新聞(島根) http://www.sankei.com/region/newslist/shimane-n1.html
NHK (鳥取) http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/
NHK (島根) http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/
山陰放送 http://bss.jp/news/index.html
中海テレビ http://gozura101.chukai.ne.jp/site/page/chukai/community/localnews/